ゴールデンウィークも過ぎ、風薫る五月の清々しい日々が続くころとなりました。

円安のおかげで海外に行く人より国内に目を向けた人が多く、客が戻り、にぎわった観光地も多かったようです。幸い、人混みからコロナ感染者の増加が懸念されましたが、以前のような急激な変化は見られていないようで、今後収束に向かう事を祈りたいと思います。

この休みを利用して久しぶりに大分に行きました。我が家に「毎日が地獄です。」と染め上げられたタオルがあり、子供が部活の練習が過酷で共同制作したのかと思いきや、別府・血の池地獄のご当地タオルと判明し、何十年か振りに訪ねてみました。タオルはバージョンアップしており、地獄の向こうに栄光と勝利が、ガンバレ！という文字が加えられていました。これなら明日に希望が持てますね。

湯布院も訪ねましたが、鄙びた湯治場の面影は何処にもなく、人人に溢れて大混雑していました。博多からのアクセスがいいのでアジア方面の方に人気が高いのだとか。

物見遊山にも気力、体力は必要です。食べる、歩くが不安では観光が台無しになります。日々の一口一口を控え、歩く距離を少しのばし、健康貯金を日々積み立て、旅行を存分に楽しめる体力を養いましょう。

病院長　浜田 史洋