啓蟄を過ぎ季節は春に向かっていますが、相変わらずコロナ感染は収まるところを知らず、あちこちの医療機関から短期間入院対応不可の連絡が届いています。

四月からコロナに関する医療費も公費補助が無くなります。いきなり正味の医療費請求を受けられたとき、殆どの方は驚愕されると思います。如何に手厚く国が対応をしてきたかと感じる方もあれば、単純にこんなに高い費用は理不尽だと思われる方もあると思います。その日は必ずやってきますので、感染予防策をもう一度確認してコロナに感染しないように気をつけましょう。

厄介なことに一度感染してもコロナに対する免疫力は根付かないので、二度目の感染をする方も多く見受けます。幸い若い人、リスクの低い人はほぼ風邪と同じ症状に変化しており、重症化して入院に至る頻度は明らかに低下しています。今後は社会全体としてコロナとどう付き合ってゆくかを模索することになります。

病院長　浜田史洋